今日は大阪府の吹田市博物館でやっている「出口座と阪本一房」展に滑り込みで行ってきました。
トンネルを通り抜けたところに博物館があります。
会場入口では等身大のいっぽうさんがお出迎え。
前半は「人形劇の図書館」協力による、世界の糸あやつり人形と日本の糸あやつり人形劇の展示。
すごく見応えがあります!
うわ〜!こんな人形もありました。
「梨割」。
江戸時代の大阪の人形一座、幽蘭座の糸あやつり人形。手板も2つに分かれて遣ったようですよ。
阪本一房さんは大阪の吹田で生まれ、1948年の大阪人形座の再建に関わった後、1975年出口座を旗揚げ。
2000年まで出口座の活動を続けた関西の人形劇の歴史を語る上ではずしてはならない存在です。
また、紙芝居を絵芝居と呼び、とても力を入れて活動されていました。
いっぽうさん自身の人形。お写真にそっくりです。
出口座は劇場を持っていて定期公演をしていたそうです。
このいっぽうさん人形が口上を述べていたとか。
よてパペの会場としておなじみの吹田メイシアター小ホールは、設計段階からいっぽうさんが助言し、人形劇の拠点となるような作りになったといういわくがあるんですよ!
こんなパネルが。
われら「よてパペ」のこと、ちゃんと見てもらって嬉しいことです!
200円なのにとっても見応えがある展示でした。
明日までやってるのでぜひ行ってみてください!
(担当 守津)